大宮寺 慧。
総資産1京円と言われている大宮寺財閥の息子である。
「金は手に入れた。あとは趣味に生きるだけだ」
「新しい発見をする事。金があっても目標は捨てない事。怠けず今後の発展を目指す事」
が父の伝えである。
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父は囲碁好きだが、プロでもないし他の人より強いということもない。
ただ、趣味で打つ程度の普通の金持ち社長だ。
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妹がいる。多分嫌われている。
兄設定は未定。跡取り息子になるかどうかで軽く重要。
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大宮寺財閥では、ホテル経営の他にオモチャ屋・大人の玩具屋・アーケードゲーム機制作等に参戦している。
囲碁のアーケードオンラインゲームを作った会社である。
後者は親の趣味であり、財閥からすれば儲けはかなり小さいものである。
しかし、今後より良い発展を願い新発想のアイテムを研究している。
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父ととっても気が合う慧君は、父の仕事のお手伝いや囲碁の対戦相手をしたりしている。
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そんな中、大人の玩具屋の景気が悪いらしい。
「いろいろ大人の事情があって、発展しにくくなっている」
とのことらしい。
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量産型「男のメガネのおっさん」しかいないここでは新しい発想が難しい様だ。
「若い人の新しい発想が欲しい」
若様の力が借りたいとのことで、慧君は今後の日本のために動き出す。
中学2年ぐらいのこと。
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そのせいでなぜか中学時代友達が出来なかった慧君。
変態マンの慧君はいじめられたり、先生に叱られたり、親代理の保護者を呼ばれたり
散々な中学生活を送る。
思春期真っ只中の中学では受け入れられなかったようだ。
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高校は遠くの有名校である如月学園に入学する。
女子率7割の共学化は慧君にとって絶好のチャンス!
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入学を済ませ、部活動の紹介や勧誘がやっている中。
慧のイケメンに食いついてきた、仲良くなってきた女子に玩具の説明をする。
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結果はドン引き。
そこへ囲碁部の勧誘、対局で負けてしまい入部する事に。
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放課後に他の部活動へ逆勧誘に行って歩くが、ほとんど相手にされない。
「申し訳ないですが、そういったことはご遠慮願います」と
高校ではまともに引かれる。
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軽く落ち込んだ慧君だったが、そこは日頃からメンタルが鋼の硬さの慧君。
囲碁部での勧誘を始める。
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囲碁部で試作品の紹介をしてみると、……あれ!?
みんな食いついてくる! そんなに嫌がってない!!
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慧「凄い! 囲碁部の人は変態しかいませんね!!」
宇沙子「だれが変態よ!!Σ( ̄□ ̄;)」
「将棋指しは変人が多い。碁打ちは変態が多い」
昔からよく言われたものです。
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あまりの事に慧君号泣。
慧「いやぁ、他の部活では相手にされなかったので感無量です」
宇沙子「泣くほどの事!?」
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それから慧君は囲碁部員として楽しく過ごしましたとさ。
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大学入学後。
大学生「ウェーイwwwwwエロ神様はんぱねぇっすwwwww」
そして大学では神になる。
大学生のノリ、ぱねぇ。
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