殴る女

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●「主人公殴ってくる暴力女ってうざいよな」←は？○

麗
「そういえば世の男性たちは『主人公殴ってくる暴力女ってうざい』って思ってるらしいよ」
宇沙子
「え？　それはラッキースケベ的なタイミングとかで？」
麗
「そうだねー。それぐらいじゃなきゃ殴り返さないよね」
宇沙子
「はぁ、あのね……。こういうのはスケベ行為に対してのツッコミなのよ。
こういったツッコミがあって初めて下ネタギャグ成り立つものなんだから！
逆に主人公が殴られないと、平等さが取れなくておかしなことになるわよ」
麗
「ということで！　今回はセクハラされても絶対に殴らない方向で行きましょう！」
慧
「僕の出番ですね☆」
宇沙子
「呼んでないけど、慧以上に最適なキャラはこの世にいないとされるほどね」
麗
「ということで、佐雪先輩どうぞ」
佐雪
「私！？」
慧
「それはそれでいいのですが、僕は佐雪先輩には殴られたことはありません。
殴られるといえば、護衛の明日美先輩の方です」
明日美
「あたし？」
麗
「あ、そういえばそうだね。じゃあどうすればいいだろう？」
慧
「一番は殴ってくる女性に直接がいいでしょうけど、恐れ多い。
かといって、佐雪先輩にスケベなことをして、明日美さんを止めておく事が出来るかどうか心配なものです」
麗
「じゃあみんなで明日美先輩を押さえてて……」
明日美
「あー、分かった分かった！　いいよ、あたしがやる！」
宇沙子
「以外！」
明日美
「佐雪にだけ、恥ずかしい思いはさせられないからね。
さて、慧君はあたしに拳を上げさせる事が出来るかしら？」
慧
「おや強気ですねー。
囲碁部員に囲碁ではない試合で一番喧嘩を売ってはならない相手が僕だと思いますよー」

結論！
慧
「何事も平等を取らなければなりません。
通報で解消されるというのは何かと物語に影響が出るので、殴って解決してもらった方がいろいろと嬉しいですね☆」
宇沙子
「暴力女の解決になってねぇーー！！」

ワンポイント！

麗
「スケベシーンとは関係なく、なにかと拳で解決しようとしてくる女性キャラっているよね。
そっちの方は確かに見ていて不快かも！
宇沙子
「私のようにツッコミを覚えて、ともに手を出さず平和的に終わりたいものね！」