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●パンツからいい匂いが!○

「パンツを膝の位置まで掛けます」

スルッ


「スカートをめくってもパンツ履いてるというドッキリです」

ピラッ

宇沙子
「履いておきなさい!」
宇沙子
「それはいいけど、もう一着下着が必要ね」
佐雪
「失礼しまーす。遅れました」

佐雪入室。


「あ、佐雪先輩パンツ貸して!」
佐雪
「え? え?」
宇沙子
(いきなり!?)

「緊急事態なの! 終わったらすぐ返すから!」
佐雪
「でも、今履いてるのしかっっ」

「それでいいよ!」
佐雪
「わ、わかりました!」

するりっ


「どーん! 変態仮面!」
宇沙子
「そういう使い方じゃないでしょ!!」

「ん!?」
宇沙子
「どうしたの?」

クンカクンカ

佐雪
「あっ!」
宇沙子
「ちょっと!?」

「わっ! なにこれ!? すごい石鹸のいい匂いがする!
こんなの半日履いたパンツじゃない!!」
宇沙子
「うそっ!? ホントね!? どうなってんのこれ?」
佐雪
「や、やめてくださいよー!」
明日美
「それはね! 佐雪が軽富豪だからよ!」

「軽富豪?」
明日美
「大富豪ってほどではないけど、家は大きく親の給料は高い方。
育ちの良い生活をしているわ。
そんな子のパンツからは、何故か不思議と石鹸の良い匂いがするものなのよ!」
佐雪
「なんですかその理論は!?」

「なるほど、だから佐雪先輩はお金じゃ動かないわけですね……」
宇沙子
「毎度あんたは神出鬼没ね」
明日美
「という事で佐雪のパンツは没収!」

ひょいっ


「あっ」
明日美
「そういうことして遊んじゃダメなの」

スッ

佐雪
「ポケットに仕舞わないでください」