古谷 つくし(ふるや つくし)1年
囲碁部入部。
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部室が科学室ということに不思議に思う。(文化部はだいたいそれが普通よ)
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部員は3年が女3名、2年が女1名(桜田厳左右衛門太祐)、1年が1名(古谷つくし)。
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夏の全国大会で如月学園、初の団体戦全国大会優勝。
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ベンチで感動する桜田先輩とつくし。
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桜田
「来年、新入生が入ったらつくしちゃんもいっしょに全国大会に出ようね」
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その後、3年生卒業。
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3年
「私達が卒業すると2人だけになっちゃうけど、頑張って! 来年は部員がいっぱい入る事を願ってるわ」
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桜田
「はい! 私たちが必ず先輩たちが築き上げた栄光を守って見せますから!」
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3年
「頑張るのよ、部長さん」
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古谷 つくし(ふるや つくし)2年。現在は3年になった桜田部長と2人。
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部室を掃除してる部長。
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桜田
「少しでも新入部員が居やすい環境にしようかなって思って」
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古谷 つくし(ふるや つくし)、部長に科学室で見つけた白衣を着せられて遊ばれる。
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そして、念願の新入部員、明日美と佐雪の二人が入部する。
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対局で力を調べると、明日美はかなりの強者、佐雪はまだまだ初心者であった。
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大会での順位の話になる。
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桜田
「いいよー強さ順で! 私三将でも全然きにしないよー」
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つくし
「北葉月君は見学で済まないな。個人戦は出れるがどうする?」
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佐雪
「いえ、私は応援で大丈夫ですよ」
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ということで
強さ つくし> 明日美 >桜田 >佐雪
大将:つくし 副将:明日美 三将:桜田 ベンチ:佐雪
となる。
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それ以上入らないまま、とうとう期限になり4名では囲碁部は廃部という話になる。(どこでも最低5名は必要)
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みんなで担当の先生に頼み込みをする。
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そこまで言われてはと、去年全国大会優勝ということもあり、なんとか囲碁部廃部は来年まで見送り。
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念願の大会に団体戦で出場!
つくしと明日美の力で、なんと決勝戦まで進める事ができる。
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桜田
「凄い……! これなら全国大会も夢じゃないかも!」
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しかし、最終決戦は毎年1位だったが、去年如月に負けて2位だった「地区強豪校」が現れる。
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つくしが圧倒的強さで勝つ中、明日美、桜田が負ける。
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結果、敗退。全国大会進出を逃す。
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反省会
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桜田
「もっと私に力があれば……」的な
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進学校である3年生の桜田先輩は引退を拒否。
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「勉強しなくちゃならないけど、私……最後まで頑張りたい!」との事。
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しかし、桜田先輩が勉強のため囲碁部に顔を出す回数が減ってくる。
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秋の大会が始まる。
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桜田先輩、家の都合で大会に出られない。
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団体戦で変わりに、佐雪が出場する事になる。
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この場では「私なんかが……」とネガティブ佐雪ング。
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案の定、団体戦の戦績はイマイチ。
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そこに桜田先輩が駆け付け「みんな頑張ったね!」と励ます。
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タオルとか飲み物とか持ってくる。
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明日美
「運動部かっ! ありがたいけど!」
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佐雪
(桜田先輩、囲碁が本当に好きなんだ。
桜田先輩の方が大会に出たかったのに、私達を励ましてくれる。
全然乗り気じゃなかった私が……なんだか情けない)
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その頃個人戦では、つくしの名が上がり出す。有り得ないほど強い奴がいると。
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個人戦でつくしが優勝する。
県の行事みたいなもので、次の全国とはないが、優勝カップ、優勝賞品等、地元で有名な選手に。
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つくし
「家には置いて置けないから」と囲碁部部室に飾る。
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そして、ついに桜田先輩も卒業することになる。
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桜田
「私にはできなかったけど、つくしちゃん達なら如月囲碁部をもっと良い方向に持っていけると思う。
来年はきっと、もっと沢山の人が入ってくると思うよ。
だから、私の分まで頑張って!」
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軽い沈黙が入る。
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急に桜田先輩が泣き出す。
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つくしビックリ。
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桜田
「私も全国大会行きたかった……。みんなと一緒に団体戦で優勝したかった……」
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桜田がどんなに囲碁部のことを考えてたのか。桜田がどんなに全国大会での優勝を夢見ていたのか。
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しかし、今のつくしには言葉をかけてあげることすら出来ない。
明日美
「で、でも先輩もよく頑張ったじゃん! あたし誇りに思うわ!」
明日美がフォロー。
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桜田先輩も卒業し、新たに囲碁部部長となるつくし。
副部長として明日美。部員の佐雪。
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佐雪
「私もがんばらなくっちゃ……」
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新入部員を掴むため、
自作の囲碁部のポスターを貼る。
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部活動編1話に続く。 |