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●慧君の初玩具紹介○
放課後に他の部活動へ逆勧誘に行って歩く。

慧
「あのですから、別にやましい意味とかではなくてですね……」
女子生徒
「申し訳ないですが、そういったことはご遠慮願います」

ピシャン。

慧
(はぁ……また締め出されてしまいました。
これで女子部員の多いところはほとんどまわりましたね。
ここまでやると既に女子生徒からは変態と噂されるようになりましたが、中学の頃からなので慣れっこです)
慧
(え? 嫌ならやめればイイって? 滅相もない! 実は女性たちの反応が楽しくてやっている僕の趣味です☆)
慧
(とはいえ。あとは男子部員が混ざるような部活だけ……。ちょっと不安です。
そうそう、囲碁部に入ったのであちらにでも行ってみましょう。男性生徒の混ざる部活一番として)

囲碁部部室入室。

つくし
「おや、大宮寺君。この前の定期戦、忙しい中お疲れ様だったな」
慧
「いえいえ、いい気分転換になりましたよ」
「今日も、勧誘で忙しくて肩こってしまいましてね……」
慧
(ここは手始めに、一般的なカタチのモノから)
慧
「ふぅ〜」
ウィンウィンウィンウィン
宇沙子
「ってなんつーものでマッサージしとるか!!」
慧
(う……やはり煙たがられますか)
慧
「おっと、コレは失礼。つい商売道具が出てしまいました」
つくし
「待ってくれ。
これは上物だな。振動するタイプではなくうねうね動くタイプなのか」
慧
「え? ああ、振動タイプに変えることもできますよ」
麗
「すげーw 見たことない動きだ!」
七六八
「なんですかこれは? 見たことない松茸みたいなカタチしてます!」
慧
「おや? 七六八さんは男性器はみたことがないのですか?」
七六八
「?? だんせいきってなんですか?」
麗
「ええー……」
麗
「なるちゃんはなんにも囲碁以外のことはなんにも知らないんだねー」
七六八
「なんにもではありません!」
慧
「…………」
慧
(……あれ!? みんな食いついてくる! そんなに嫌がってない!?
慧
「凄い! 囲碁部の人は変態しかいませんね!!」

宇沙子
「だれが変態よ!!Σ( ̄□ ̄;)」
慧
「いやぁ、他の部活では相手にされなかったので感無量です(号泣)」
宇沙子
「泣くほどの事!?」
慧
「『将棋指しは変人が多い。碁打ちは変態が多い』という格言があるけれど
まさかここまでとは思いませんでした!」
つくし
「まぁそんなに褒めるな」
佐雪
「多分、褒められてませんよ」
宇沙子
「むむ…………」
宇沙子
「ちょっと貸しなさい!」

パシッ

宇沙子
(おおこれは!! 私が持ってない無造作うねうねタイプ!
振動だけでなく、中のビーズが回転して動きを飽きさせないまさに上物!!)
宇沙子
(す、すごい欲しいわ……。店にあっても高額で買えないわよこんなの……)
宇沙子
「ぬぬぬぬ……」
慧
(すごい欲しそうにしてる!!)
慧
「よかったら差し上げましょうか?」
宇沙子
「いいの!?」
慧
「ええ、よろしければのちのち感想を聞かせて貰えると、開発の手助けになりますし」
宇沙子
「はっ!? い、いらないわよ、こんなの!」
ぽいっ
慧
「え? ……そうですか」
麗
「じゃー私がもーらうー!」
つくし
「ずるいなー天津川君は」
慧
「今はこれしかないですが、また次回なにか持ってきますよ」
宇沙子
(くぅ〜……私のバカバカ! なんでもっと素直になれないのよ!
でも、女としてこっちの判断が正しいんだからねっ!!)
慧
「あはははw 囲碁ってやっぱり最高ですね☆」

こうして、囲碁部に居座る慧だった。

宇沙子
「囲碁と関係ないわよ!!」