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●第6手「うはwつくし先輩強いの。」○
進行度:あらすじ
かなり予定的な流れが多いです。
夕方。
俊介
「麗、最近本気で打つことないだろ?」

「!」

「そんなこと……」
俊介
「もとい……『本気で打てる相手がいない』か……」

「…………」
俊介
「完全に戦意喪失って感じだな。麗らしくないというか……。
今の麗になら、俺でも勝てそうだ」

「……!!」

「……なんてな。麗の強さは当に知ってるよ」

「…………」

麗が落ち込む。
励ます俊介。

宇沙子
(この2人付き合ってるのかしら? 付き合ってなければチャンスね!)←主人公

次の日
放課後


「ちょっと一人になりたいから、俊ちゃんだけでも部活に出てて」
俊介
「そうか……。仕方がないな」

囲碁部
七六八と麗が欠席。

つくし
「昨日何かあったのか?」
明日美
「対局後だからみんな疲れてるんですよ……;」
つくし
「そうか、上位が休みとは残念だな。私も対局してみたかった」

この辺で、つくしがむちゃくちゃ強え表現をしたい。

明日美
「私は囲碁部に入ってからずっと、つくし先輩に互先で勝ったことは一度もない。
ましてや他校含め、つくし先輩が負けたところを見たことが一度もないわ」

俊介
「それでは、俺が相手になりましょう。部内対局で3位、麗との差は最小4子で勝てます」
宇沙子
(あの子に4子!?)
つくし
「うむ……。そう言われても、わからないがな……」

俊介vsつくし

【空想世界】
つくし
「どこからでもきたまえ」
俊介
「もちろん全力で行かせてもらいます!」
鋼の剣を取り出し、目にも止まらぬ早さでつくしに斬りかかる。
攻撃する所々に分厚い壁を出現させるつくし
俊介
(ぐ、なんだこの壁は!? 全然歯が通らない!)

と、俊介の横から巨大なグーパン!
剣でガードするが吹き飛ばされる俊介!

俊介
「うぐっ!」
ずさーーー!!
俊介
(重い……! 石が重い……!!)

ゴゴゴゴゴ!!
と俊介を覆う巨大な影。
俊介
「……!?」

俊介
(こ……こいつは……!?)

メキメキバキ……!!

俊介
(ははは……とんでもねぇ……! この如月学園には……まだ)

黒くて凸凹した黒い巨人が、俊介を覆うように構えていた!
俊介
(こんなとんでもねぇラスボスが、まだ潜んでいやがった……!!)

ゴゴゴゴゴゴ……!!

で、つくしが勝つ。

ガタン……
俊介
「思った以上に、俺もまだまだだったか……」
明日美
「ココまで出来れば十分よ」
つくし
「ああ、とても強かった。私も危なかったよ」
宇沙子
(何ここ、全然次元が違うわ)

END